宇宙の片隅で

愛すべき本と日々徒然についてのつぶやき

1月の読書メーター

1月の読書メーター
読んだ本の数:27
読んだページ数:2219


Don CoyoteDon Coyote感想
読友さんに教えてもらわなかったら、手に取ることなく終わったかも。なにしろ、米国の読メともいえるGoodreads にすら本の登録がなかった。1942年出版で絵はヴァージニア・リー・バートン。コヨーテをめぐる伝承話の短編集。私の住んでいる町には、コヨーテが割と近くに住んでいて、鶏や小動物が犠牲になることもある。近くのゴルフ場にもうろついている。私も一度近所の公園に行く途中、車から見た。痩せてみすぼらしかったが、思わずまじまじと見つめてしまう魅力があった。コヨーテの威厳とともに、この本も忘れられたのだろうか。
読了日:01月31日 著者:Leigh Peck
The Year of the Dog (A Pacy Lin Novel, 1)The Year of the Dog (A Pacy Lin Novel, 1)感想
名作『Where the Mountain Meets the Moon』の台湾系アメリカ人の作者の子供時代の回顧録的な物語。戌年生まれの彼女の一年を綴っている。新しい友達との出会い、淡い失恋、家族の伝統に絆、本が大好きなのに、なぜ自分と同じアジア人のヒロインはいないの?学校の劇で「オズの魔法使い」でドロシーになれない自分。今でこそ、多様な児童文学があるけれど、当時は主人公は白人ばかりだった。そんな中、自分の書いた絵本が賞をとって将来の夢が見える。ユーモアたっぷりで、でも同じアジア人として共感できた。
読了日:01月28日 著者:Grace Lin
Around the YearAround the Year感想
基本的には『 輝きの季節』とコンセプトは同じで、毎月の季節の表情やイベントに、簡単な文章が添えてある。白黒のページもあり。2月、バレンタインの絵で、教室で女の子がカードを隣の男の子に渡す絵の、男の子の何気ない顔にちょっと胸がきゅんとしました。もう二度と戻らない青春ってやつですね。邦題『ターシャの農場の12カ月』。どちらか買うとしたら、でも『輝きの季節』を選ぶかな。。。
読了日:01月27日 著者:Tasha Tudor
だるまちゃんとはやたちゃん (だるまちゃんの絵本)だるまちゃんとはやたちゃん (だるまちゃんの絵本)感想
このだるまちゃんの本は初めて読むなあと思ったら、出版は2018年。あの震災で被災された方々へ捧げられている。はやたちゃんは誰だろうと思ったら、化け物鵺を倒した源頼政の従者の猪早太で、福島では早太を郷土玩具としていたからだそうです。絵本にも、鵺退治のときの絵が描かれていました。だるまちゃん、手足が長くなったのは、やっぱり成長したからなのね。おばけもたくさん出てきて、子供は好きそうだなあと思う。驚いたのは、だるまちゃんがベッドで寝ていたこと。布団派じゃないのか。だるまちゃんシリーズでは珍しい最後が幻想的な話。
読了日:01月26日 著者:加古里子
Dictionary for a Better World: Poems, Quotes, and Anecdotes from A to Z (English Edition)Dictionary for a Better World: Poems, Quotes, and Anecdotes from A to Z (English Edition)感想
二人の詩人(黒人男性と白人女性のコンビ)が選んだ、世界をよくするための言葉、そしてその言葉をテーマにした様々な形式の詩、引用、自分たちの経験、そして実際にその言葉に関してできることのアイディアが書かれてあって、眠る前に一つずつ次男と読む。絵が色使いもスタイルもとても美しい。言葉だけじゃなくて、いろいろな詩の形式を知ることができたのも良かったし、二人の体験話も興味深い。今の米国の時勢を考えると、こういう本が特に必要とされているんだと思う。ただそういうことを抜きにしても、絵を見ているだけでも楽しめる本。
読了日:01月26日 著者:Irene Latham,Charles Waters
In the Middle Ages (Food and Feasts Series)In the Middle Ages (Food and Feasts Series)感想
中世史の参考資料に借りたけれど、食の話はやっぱり面白いので先に読む。どのような野菜や肉が、どのように育てられ、食べられていたのか、貴族と庶民の食の違い、また中世の食事の様子の絵がふんだんに掲載されているので、とてもわかりやすくて面白い。胡椒(en gros)が多く売買されていたので、食料雑貨店は grocer と呼ばれるようになったとか、水兵は食料を食べるのは暗くなってから、なぜならウジ虫を見なくてすむから、など。当時のレシピもついているのが嬉しい。
読了日:01月25日 著者:Imogen Dawson
だんめんず (かがくのとも絵本)だんめんず (かがくのとも絵本)感想
油断すると「だめんず」に見えてしまうこの絵本、いろいろなものを切って切って切りまくります。だんめんずを見るために。野菜のだんめんずから始まって、どんぶりもヴァイオリンも車も家もその餌食に。こうやって見るとだんめんずって面白い。物の骨、動く仕組みの部分だなあって。最後にごほうびもあるのが楽しい。ケーキを用意してこの絵本を読んだら、子供は大喜びかもしれない。ちなみにかこさんが描く「だめんず」もちょっと読んでみたかった気がする。
読了日:01月22日 著者:加古 里子
The House by the Lake: The True Story of a House, Its History, and the Four Families Who Made It HomeThe House by the Lake: The True Story of a House, Its History, and the Four Families Who Made It Home感想
ドイツにある湖畔の家を舞台に歴史をたどった実話絵本。ユダヤ人一家の幸せな暮らしは、ナチスの台頭によって壊される。その後ドイツ人の音楽一家やユダヤ人の老夫婦が住み、東西の壁が建設時に湖への道は閉ざされ、東ドイツのスパイをしていた男性一家を経て、荒れ果てた家に来たのは、最初のユダヤ人一家の子孫だった。家の歴史がそのままドイツの歴史になっていて、陰惨さはやわらいでいるので、子供に伝えるのにはよいかも。絵が版画のようで美しい。戦時中の暗い空と遠くの爆撃によるオレンジが印象的。邦題『あの湖のあの家におきたこと』。
読了日:01月21日 著者:Thomas Harding
はははのはなし (かがくのとも絵本)はははのはなし (かがくのとも絵本)感想
これは息子達がもっと小さいときに読みたかった。。。みんなが楽しそうにあっはっはと笑っているのに一人泣いている子。歯の役目に虫歯のできる仕組みがとてもわかりやすく書いてある。歯磨きだけじゃなくて、甘いもののことを書いてあるのもいい。歯が何本あるかということころで「は」という文字を並べているのが、視覚的でおもしろい。甘いもの好きで、歯磨きを怠ることがあり、耳が痛くて小さくなる次男を、じろりと眺めつつ、読み聞かせる。
読了日:01月21日 著者:加古 里子
だるまちゃんととらのこちゃん (こどものとも傑作集)だるまちゃんととらのこちゃん (こどものとも傑作集)感想
この絵本は初めて読んだ。猫が好きな次男は、とらのまちの様子やとらのこちゃんの表情などがかわいくて楽しんでいた。だるまちゃんととらのこちゃんが町のペンキ塗りをしているところで、「こんな白ばかりの壁の町だったらつまらないね」と次男がまだぬっていない町の建物を見てつぶやいていた。最後は車の絵は勢ぞろいしているけれど、とらのまちのアフターが見たかったな。
読了日:01月21日 著者:加古 里子
だるまちゃんとうさぎちゃんだるまちゃんとうさぎちゃん感想
この絵本は実家にあって、何度も読んだからとても懐かしい。クラフトのいろいろなアイディアが描いてあって、こういうのは本当に子供心をくすぐるのだ。手袋のウサギ、毎年冬になると友達も一緒に作ったな。雪ウサギは、小学校にあがる前に亡くなった祖母が一緒に作ってくれたのを思い出す。赤い南天の実が白い雪に映えてきれいだった。りんごのウサギも懐かしい。さっそく一緒に読んだ次男と折り紙で、うさぎの帽子を作る。小さいから猫にかぶせて楽しんだ。やっぱりかこさんの作品はしみじみ好きかも。
読了日:01月21日 著者: 
だるまちゃんとてんぐちゃんだるまちゃんとてんぐちゃん感想
ホームスクールをすると決める前に、大量にかこさんの絵本を予約して、どっさりやってきました。かこさん祭りは決行中。やっぱりだるまちゃんは、これが基本ですね。てんぐちゃんに憧れて、同じものを欲しがるだるまちゃんがかわいい。そして安易に買うのではなく、あるもので代用するというところがまたとってもいい。そして最後にだるまちゃんにすずめがとまったときに、嫉妬するのではなくて、素直に喜ぶてんぐちゃんが素晴らしいなあと今だから思う。鼻を花と間違うお父さんをにらむだるまちゃんの表情にうちの兄弟は大喜び。
読了日:01月21日 著者:加古 里子
The Gashlycrumb TiniesThe Gashlycrumb Tinies感想
かれこれ30年くらい前に古本屋さんで見つけたゴーリーの「Amphigorey」という作品集。ダークな世界が、まだ若かりし頃の私の琴線に触れて、それ以来好きだったのですが、日本でも柴田さんの訳で有名になってたんですね。イベントに参加しようと借りたこの本も再読だけど、母となった今読むと、今のほうがドキドキする。母になってホラーや子供が犠牲になるものは全般的に苦手になったけど、これも以前より引き気味に見ている自分がいたのが、かえって新鮮でした。邦題『ギャシュリークラムのちびっ子たち』。
読了日:01月21日 著者:Edward Gorey
ヘバーデン結節は自分で治せる!ヘバーデン結節は自分で治せる!感想
長男妊娠時にエストロゲン低下のせいか、軽いへバーデン結節になってしまいました。薬指が横から見ると第一関節がちょっとだけ曲がってます。普段は痛みはないですが、冷たい水を長く使用したり、手が冷たくなると激痛が走り、収まるまでは何もできず、うずくまって痛みが去るのを待つしかない状態。というわけで、この本を借りてみました。マッサージの場所が特定できるかがポイントですが、痛みが緩和される率が高いそうなので、痛みに悩んでいる人にはよいかも。ただ変形は治らないそうなので、早めの対応が必要そうです。
読了日:01月16日 著者:富永 喜代
琥珀のまたたき (講談社文庫)琥珀のまたたき (講談社文庫)感想
読後、気分が晴れず、その原因を考えているうちに、たぶん琥珀にとっての居心地のよい場所が奪われてしまったからだと気がついた。すでに世界は綻びつつあって、いつまでも続くわけがないとわかっていても喪失感はぬぐえない。病んだ母に監禁されて、いろいろな機会を逃した「かわいそうな子供」。でも幸せかどうかは結局本人にしかわからない。井の中の蛙は、大海を知らずとも空の深く蒼きを知る。ノイズのない世界の静寂な美しさには憧れすら抱いてしまう。図鑑の世界、身を寄せ合う姉弟、シグナル先生、絵に生きる妹、儚い美しい夢の世界。→
読了日:01月12日 著者:小川 洋子
ちっちゃな科学 - 好奇心がおおきくなる読書&教育論 (中公新書ラクレ 551)ちっちゃな科学 - 好奇心がおおきくなる読書&教育論 (中公新書ラクレ 551)感想
かこさんも福岡さんも好きなので、図書館で見つけてすぐさま借りる。構成としては、対談は一章のみで、お互いのエッセイや質問への回答、お薦めの本や子供たちに学んでほしいこと、などが書かれている。興味深かったのは、戦争を体験したかこさんが絵本作家になった過程や、福岡さんの虫を愛した子ども時代の話。二人ともセンス・オブ・ワンダーを持ち続けていて、好きなこと、伝えたいことへの気持ちが、キラキラしている。子供に必要な小自然、ひとつの事柄から、横に縦にと延長して、総合的に俯瞰的にものを見る目を養うこと、など参考になる。
読了日:01月10日 著者:かこ さとし,福岡 伸一
からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))からすのパンやさん (かこさとしおはなしのほん (7))感想
かこさとしさんには子供の頃からお世話になっている。加古さんと福岡伸一さんの対談集を読んでいたら、表紙を見た次男が、「あ、からすのパンやさん」って気がついて、夜に読んで~と持ってきた。からすの子供たちの名前がかわいくて、チョコちゃんとか声を出して言うのが楽しい。もちろん、毎回パンのページでは、この列ではどのパンが好き?という質問になり、全部のパンについて語らないと次のページにいけない(笑)。でも子供たちに、かこさんワールドが受け継がれていくのが嬉しい。ちなみに私の最初のかこさんは「とこちゃん」でした。
読了日:01月09日 著者:加古 里子
A Brighter GardenA Brighter Garden感想
今年もエミリーの詩を少しずつ読んでいきたいと思い、図書館で借りる。ターシャの絵も詩の雰囲気にあっている。ターシャがエミリーに親近感を抱いていたのは、彼女の生き方を見ていても頷ける。年々孤独と自然をより愛するようになってきた私にとっても、二人は憧れかも。エミリーは言葉の使い方が独特なのと、この時代の英語に弱いこともあって、単語を調べながらじっくり読んだ。やっぱり万葉集にも通ずる自然への目線に、なんだか胸が高鳴る。詩を通して、彼女の見ている風景を経験できるなんて極上の贅沢。邦題『まぶしい庭へ』。
読了日:01月08日 著者:Tasha Tudor
Snow & RoseSnow & Rose感想
グリム童話の「しらゆき べにばら」がベースになった物語。このお話、存在は知っていたけれど内容を知らなくて、まずはオリジナルを読んだ。作者はイラストレーターでもあるので、とにかく絵が愛らしい。でも森の中で繰り広げられる冒険は、甘いだけではない。魔法の森は美しいけれど、人が消えてしまったり、盗人、獣が住んでいる恐ろしいところでもある。姉妹のいない私は、二人の支え合う様子が好きだった。きのこ農場のIvo、不思議な図書館など、原作にはない部分も魅力的。ダークチョコレートのようなビタースウィートな童話。
読了日:01月06日 著者:Emily Winfield Martin
The Wild Christmas ReindeerThe Wild Christmas Reindeer感想
クリスマス・イブまでに、トナカイの面倒を見つつ、調教する役を仰せつかったエルフのティーカ。トナカイって、毎回有名なダッシャーとかコメットかと思ったら、この絵本では違うトナカイだった。いうことを聞かない彼らに、イライラして怒鳴って言うことを聞かせようとするティーカ。ああ、育児をしている身には共感することひとしお。でもそれじゃだめなんだって気がついた彼女、きちんと謝って相手を尊重するようになるとトナカイも彼女が大好きに。行為の意味がわからなくても、相手を喜ばすためにするって大切な一歩なのだろう。
読了日:01月05日 著者:Jan Brett
献灯使献灯使感想
今年の自分用初読みは、この本で良かった。希望があるわけじゃないけど、多和田さんの文章、とても好きで、味わうようにじっくりと読む。3.11以降の世界、老人の寿命は延びたが、細胞分裂が活発だった若者は体が弱く、生まれる子供たちは歩くこと、ズボンをはくことすらままならない。食べることだって命がけだ。汚染被害を広めないための鎖国、外来語がタブーになり、言葉の存在も流動的に。声をあげなかった罰ともいえる永らえる命に愛する者の弱まる姿をなすすべもなく見守るしかない状況。これをディストピア小説といえる余裕が続くといい→
読了日:01月04日 著者:多和田 葉子
ぐりとぐらのかいすいよく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)ぐりとぐらのかいすいよく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)感想
クリスマスに「ぐりとぐらのおきゃくさま」を読んでから、子供の頃から何度も読んだこの絵本を読みたくなって図書館で借りる。思えば、ぐりとぐらの世界は、クマのプーさんなどの童話とともに、私にとって子供時代の黄金の蜂蜜時代を形成した物語だったと思う。大人になって、外は嵐のようなタフな日々を乗り越えてこれたのも、自分の核として、安心して身を横たえることのできるこの世界があったからじゃないかと思う。ところで後年水木しげる氏の海坊主の絵を見て怖かった。私の中の「うみぼうず」は、やっぱりこの絵本の彼なのだ。
読了日:01月03日 著者:なかがわ りえこ
Uncle Blue's New Boat: A StoryUncle Blue's New Boat: A Story感想
今年は大好きなスウェーデンの絵本作家エルサ・ベスコフさん祭を開催しようと借りた絵本。知らなかったけれど、これは、色の名前のついたおばさん、おじさんと一緒に暮らすペッテルとロッタのシリーズらしい。今回は、あおおじさんの「ツバメ号」という名前の新しいボートで、無人島にピクニックに行くお話。なぜ「ツバメ号」なのかは冒頭にたぶん答えが。楽しいピクニックが、スリリングなのに、どこかのんびりした冒険に変わってしまう。いろいろと現実的には心配だったり怖かったりするはずなのに、とってものどかでいい。昼寝みたいな読み心地。
読了日:01月03日 著者:Elsa Maartman Beskow
The TomtenThe Tomten感想
先に続編を読んだけれど、クリスマスを過ぎて手元に届く。邦題は『みまわりこびと』のようだけど、絵が違う。混乱して探したら、正しくは『トムテ』だった。混乱のもとは、英語版で作者がリンドグレーンになっているのに、和訳では原典の詩を書いたヴィクトール・リードベリ作になっているからだった。ここでは、冬の寒い夜、トムテが農場の小屋をひとつひとつみまわる姿を描いている。家の中にも入ってくるのは、ちょっと困るけど、頼もしい存在。でもミルクがゆを出す習慣、よく考えると見まわりする頃には、カチンカチンに凍っているんじゃ。。。
読了日:01月03日 著者:Astrid Lindgren
Who's That Knocking on Christmas Eve?Who's That Knocking on Christmas Eve?感想
ジャン・ブレットさんのクリスマス絵本。シロクマを連れてオスロに向かう少年が通りかかった家では、毎年、クリスマスの料理を作るたびに、トロルがやってきて食べ物を奪い、どんちゃん騒ぎをやらかす。でも今回は、どんちゃん騒ぎの途中で、シロクマが怒り出して。。。別の本でトロルは成長するとしっぽが取れるって書いてあったけど、この絵本のトロルは大人もしっぽがある。人間にもしっぽがあって、成熟したらとれるっていうんだったら良かったのかも。今えらそうにトップにいる人たちには、きっとしっぽがあるに違いない。
読了日:01月03日 著者:Jan Brett
A Christmas Wish for CorduroyA Christmas Wish for Corduroy感想
『くまのコールテンくん』というクマのぬいぐるみの絵本を昔息子と読んで好きだったので、続編のクリスマス版を図書館で見つけて借りる。ところが、あのときデパートですてきな持ち主を見つけたコールテンくんが、またデパートに舞い戻っている!一体どういうことだ!実はこの絵本は、オリジナルのコールテンくんを使って、別の作者さんが書いた絵本だった。これが最初の一冊なら違和感なかったと思うけど、若干納得がいかない感じで読んだ。パラレルワールドのコールテンくんなのだ、これは、って思えばいいのかもしれない。
読了日:01月03日 著者:B.G. Hennessy
Shark Lady: The True Story of How Eugenie Clark Became the Ocean's Most Fearless ScientistShark Lady: The True Story of How Eugenie Clark Became the Ocean's Most Fearless Scientist感想
サメを愛し、Shark Lady と異名を持つユージェニー・クラーク博士について紹介した絵本。彼女のことは、この絵本で初めて知った。母親が日本人なので、彼女は日系アメリカ人。1922年生まれの彼女が学生の頃は、まだ女性の地位は低く、女は科学者になれない、というのが通念だった。そんな中、彼女は新種の魚を発見したり、残虐で知能が低いとされていたサメの実験を初めて行い、サメの記憶力は二か月はあること、またサメは休まず泳ぎ続けると思われていたが、実は群れで休んでいることなどを発見した。「好き」の力はすごい。
読了日:01月01日 著者:Jess Keating